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サブマリーノ 夭折の絆

著作:ヨナス・T・ベングトン

訳者:猪股 和夫

判型:四六判

発行日:2011年05月31日

ISBN:9784904249321

価格 : 2,800円(+税)

STORY

いま、渇望の底から手をのばし、
かすかな愛にふれる。

 

幼い弟の死。
憔悴感にとらわれ、もがきながら生きている兄弟。
絶望の数だけ、光を求めて。心に突き刺さる希望の物語。

 

デンマークの若き騎手
ベングトソンが描く、
北欧のコペンハーゲンを
舞台に、二人の兄弟が、
少年時代の体験から離れ、
そして母の死をきっかけに
再び絆をつむいでゆく。
その先に見えたものは……。

 

2011年6月4日よりシネスイッチほか全国順次ロードショー
映画「光のほうへ」原作

著者プロフィール

ヨナス・T・ベングトン(ヨナス・ティ・ベングドトソン)

1976年生まれ、コペンハーゲン在住。2005年『アミナの手紙』でデンマーク新人賞受賞。
『サブマリーノ』は二作目。トマス・ヴィンターベアによって映画化された。
上記内容は本書刊行時のものです。

猪股 和夫(イノマタ カズオ)

1954年生まれ。静岡大学(ドイツ文学専攻)卒業後、『小学館独和大辞典』の校正業務に従事。
校正スタッフのチーフを務めた。現在は出版社校閲部勤務のかたわら、ドイツ語の翻訳を手がける。
訳書に、カーケリング『巡礼コメディ旅日記』(みすず書房、2010年)、
ハインゾーン『自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来』(新潮社、2008年)、
ブルーンス『父の国 ドイツ・プロイセン』(慧文社、2006年)、
共訳に『全貌ウィキリークス』(早川書房、2011年)がある。
上記内容は本書刊行時のものです。

映画「光のほうへ」予告編

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